2015/09/24

叶匠壽庵 風神雷神図

シルバーウイーク最終日、人混みを避け大津の叶匠壽庵までドライブに出かけました。
渋滞のない時間帯にでかけたので、快適にドライブ。

園内もほとんど人がいなくて、やや拍子抜けの感じでした。

長屋門脇の石の水盤。四季折々の花が生けてあります。
この水盤の由来を聞いてこなかったのを、今になって後悔しています。
ネット上にもあまり情報がありません。

中で、押し花絵展をやっていましたが、撮影禁止なので画像がありませんが、月下美人の押し花には驚きました。

今まで何度か行ってるのに気が付かず、新たな発見がありました。
レジカウンターの背面の壁に、風神雷神図が掲げられています。

誰の作品だろうと思い近づいて見ると、左隅に山岡古都の名前がありました。

店員さんに尋ねると、首里琉染の作家で紅型染めの発展に大変貢献した方だそうで、
私は今まで聴いたことがありませんでした。
更に草木染めでできていると聴いて、またビックリでした。
大阪の万国博で、三菱未来館に展示されたものだそうで、流石に退色が進んでいるそうですが
当時の鮮やかさはどんなものだったのでしょう。

10月の国立博物館での琳派展で、俵屋宗達の本物と見比べるのも、
楽しみになってきました。

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