2014/11/28

光明院、泉涌寺の紅葉

京都市内の紅葉を見ないと、どうも落ち着かない。
そろそろ見頃も終わりに近づいいて、あまり混雑しない穴場を探して
東福寺塔頭の光明院と、御寺泉涌寺へ。

 京阪の鳥羽街道駅で降りて徒歩10分。
 紅葉と苔と枯山水の石組みのバランスがなんとも言えないほど美しい。
観光客も20名ほどで誠に静か。
東福寺に近いのに、団体さんが来ないからでしょうね。

 本堂の左奥の紅葉は特に綺麗でした。



 ここで人が入らないように撮影するのは、少々待っていないといけませんが
縁側に腰を下ろして見る人が多いので、縁側が写り込まない角度で撮影。

 ガラスに映り込む枯山水庭園もなかなか良いもの




 東福寺へ向かう道端にあったお茶屋さん。
紅葉ではないですが、黄葉が綺麗でした。

 おそらく来たのは三度目のはずなんですが、二度目のことはほとんど記憶に無い。
20数年は経過していると思う。


 御座所庭園は特別拝観の期間中でラッキーでした。
天皇家ゆかりのお寺ということで、隅々まで手入れが行き届いている感じがしました。


 散り紅葉が綺麗です。



 通常は入れない本坊からの紅葉は、これも見事でした。

 御座所入り口。
霊明殿扉の菊のご紋章。

静かに紅葉を堪能出来ました。

2014/11/22

そうだ、善峯寺へ行ってみよう

新聞の紅葉情報ではあちこち見頃になり、今年は善峯寺(西国三十三所第二十番札所)
へいってみよう。
天気も良さそうなので、早めに出かけました。
 京都市内と言っても西のはずれなので、観光客も非常に少ないのでゆっくり楽しむには
最高のところです。



 グラデーションが空の青に映えて、実に綺麗でした。

 境内でも一番高いところにある薬師堂からの眺め
ここの薬師如来は、徳川五代将軍の生母へと出世された桂昌院由緒により開運出世の利益を授ける「出世薬師如来」として信仰されているそうです。


 良く晴れていて、ひこうき雲がよく見えました。

樹齢六百年以上と言われる 国指定天然記念物 遊龍の松。
現在の全長三十七メートルの五葉の松は「日本一の松」とのこと。

2014/11/09

秋の京都 非公開文化財特別公開へ

冷泉家を見に行く予定をしていたのに、4日に終了していたのが五日の夜になって判明。
六日に西本願寺へ行ってきました。

国宝の飛雲閣
ここは撮影禁止になっていたので、ネットの画像をお借りしました。

金閣、銀角と並んで「京都の三名閣」の一つ。秀吉が建てた聚楽第の一部で、三層からなる楼閣建築です。龍谷大の学生さんと思いますが、ガイドをしていましたのでわかりやすかったです。

旧仏飯所の外観。初公開ということでしたがここも内部は撮影禁止。
屋根のカーブが素晴らしい。上方は凸型に反っていて、下方はそっている、いわゆる照(て)り起(むく)りの屋根というのだそうです。

国宝 唐門
桃山時代の伏見城の遺構といわれ、日暮門とも言われているそうです。


書院左隣にある大玄関

この後書院に入り浪の間、太鼓の間を見るのですが、ここも撮影禁止。

御影堂と阿弥陀堂の間の渡り廊下。
荘厳な雰囲気に圧倒されます。暗くなったらさぞ神秘的になることでしょう。

経蔵
ここも内部の撮影禁止なので、遠くから外観を撮影。


新選組ゆかりの太鼓楼
壬生の屯所が手狭になった際に、北集会所とこの太鼓楼を使用していたという。

写真誌でよく見る御影堂の屋根と銀杏
黄葉がすすめば、さぞ見応えのあるものになりそうです。



この後国立博物館の鳥獣戯画を見るつもりで行ったのですが、二時間待ちの行列を見て
断念(腰痛の身にはあまりにも過酷)

養源院の紅葉の進み具合を確認して帰路につきました。