壬生狂言を見たいと思っていましたが、ここへ行くのは今回初めてです。
撮影禁止なので、開演前に撮影。400人で満席ということですが、場内はほぼ満席。
一時から「炮烙割り」が始まりました。
初めて見て分かったことは、パントマイムのような無言劇で、鐘と太鼓と笛に合わせて進行し、役者は一般の人だという。
ストーリーはこうです。
役人が新しい市場を開こうとして、「一番に店を出したものには税金を免除する」という立札を立てる。そこへ太鼓売りが来てこれを見て一番に店を出そうとするが、誰もいないので一寝入りをする。
そこへ炮烙売りが来て立札を見、先に来ていた太鼓売りに気づき、寝ている間に炮烙と太鼓をすり替えて、一番乗りをだまし取ろうとするが、目覚めた太鼓売りと喧嘩になるが、役人が二人に芸比べをさせ勝ったほうを一番乗りにすると告げる。
炮烙売りはうまくやり抜き、一番乗りの権利を得て炮烙を並べて準備をしていたが、そこへ太鼓売りがやってきて炮烙を全部割ってしまう。
数百枚はありそうな、落とされた炮烙は全て見事に割れていました。観衆は拍手大喝采。ずるい事をしたら自分に罰が返ってくるということですね。
この後「花盗人」も見ました。
演目は五つありましたが、一つで約一時間、二つ見て次の目的地へ
壬生屯所がおかれた八木家を見て帰りました。
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