体力に自信がないので、川湯温泉からバスで発心門王子へ。そこからはほぼ下りの道で約二時間で熊野本宮大社へいけるということでしたが、何度も休憩しながら3時間ほどで熊野本宮大社へ着きました。
八時二分のバスが出る前に、登録有形文化財の亀屋旅館を見に行きました。
対岸の新緑が目に染みるほどきれいでした。
バスで30分ほどで出発点の発心門王子へ。
はじめはほぼ平坦な道が続きます。
ほぼ中間地点に連続TV小説の舞台になったところが・・・・。
伏拝王子の地点の茶店でコーヒーブレーク。
この石段を登っていくと、和泉式部の供養塔があります。
熊野古道中辺路を歩き、熊野本宮大社まであと1時間ほどというところまで来た伏拝(ふしおがみ)という場所に伏拝王子があり、ここから本宮方面に展望が開きます。
ここは中辺路を歩いてきた参詣者が初めて熊野本宮の森(旧社地)を遠望できた場所で、ここから本宮の森を伏し拝んだといわれます。
院政期の記録に伏拝王子の名はなく、正中3年(1326年)の仁和寺蔵の『熊野縁起』や文明5年(1473年)の『九十九王子記』などにもなく、享保15年(1730年)の『九十九王子記』にようやく登場します。
和泉式部の供養塔。いかにも熊野古道という雰囲気の道が続きます。
本宮の旧社地( 熊野本宮大社がもともとあった場所。大斎原(おおゆのはら)を望める展望台もありました。
まさに聖地という風格を漂わせ、威厳のある社でした。