唐招提寺金堂の平成大修理からほぼ2年経過していたのに、見に行っていなかったので10年ぶりに行って見ました。
前回は大修理直前の頃、足場の準備が始まっていた頃だったと思います。
1998年に世界遺産登録されて、石碑が置かれています。
南大門から入ってすぐ見える金堂の空間は、いつ見てもホッとする景色です。
金堂の左右の鴟尾は取り替えられて、古いものは新宝蔵に展示されていました。
講堂の東側に、松尾芭蕉の『若葉して 御目の雫 拭はばや』の句碑があります。
御影堂と鑑真和上御廟の中間にある、なんとも風情のある土塀。
崩れかけているところがいいですね。
御影堂は毎年6月6日、鑑真和上の命日にあわせて、坐像が公開されます。
10年前というのは、確かその日だったような気がします。
東山魁夷画伯の障壁画もその時に見られました。
金堂の後ろ、講堂も鼓楼も国宝。撮影はできませんが、金堂内陣の仏像もずらりと国宝が並んでいます。
帰りには南大門に寄りかかって、しばし余韻に浸っていました。この日は観光客が少なくて静かな一日でした。
京都が本当に大好きなのですねEnちゃんは。
返信削除私は今、故郷の北海道北見市にいます。
今朝の気温3℃、完全に冬です。
hiroyoko21