2011/07/13

イス張替え職人見習い

20数年使ったダイニングのイスの座面を張り替えることにしました。(飛騨高山シラカワ家具製)
永年使ってきたおかげで、シミがついたり擦り切れたりみすぼらしくなってきて、買い換えるには木の部分がしっかりしていて勿体無いし、家具屋さんで張替の見積もりをとったら、一脚23,000円といわれ六脚あるので138,000円も掛かり、年金生活には出費も痛いし自分でやることにしました。

幸いネット上で詳しく解説しているサイトがあり、それがすごく参考になりました。

 座面の板を裸にするとこうなりますが、ここまでが一苦労。
タッカーのステープルを抜くのに、ステープルプーラーという工具があるんですが、安物だったせいか半分も終わらないうちにプラスチックが割れてしまい使い物にならなくなって、マイナスドライバーとペンチを使ってなんとか抜き終わりました。

 20ミリ厚のチップウレタンを座面板より少し大きめに(3ミリづつはみ出す程度)、裁ちばさみで切っていきます。意外に硬くて、厚みがあるせいでかなり切りにくいです。前後間違えないように目印を付けて・・・・

 10ミリ厚のウレタンフォームで包みこむように、板とチップウレタンの断面にスプレーのりを吹きつけて貼りつけていきます。ノリの乾き具合がポイントです。

 しっかり乾いて貼りつくのを待って・・・・・・

カッターで切りそろえて完成。

テスト的に取り付けてみるとこうなります。
まだ合成皮革の色をどんな色にするか迷っているので、本日の作業はこれまで・・・・。
背面の張替は、布地を剥がすのがとてつもなく手間がかかるので、背面の張替のみ業者に依頼しようか迷っているところです。

工賃は勿論私がもらいます(笑)

5 件のコメント:

  1. ENさんは、何でも器用にこなしますネ。
    羨ましいです。私は破壊者として嫌われの
    身です。この調子でご自分ですべて完成
    させてください。健闘を祈ります。
    頑張れENちゃん!!!

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  2. この職人芸、感心しました。またタッカーとかチップウレタンとか専門言葉をよく知ってますね。たかがイスがこんな構造なのかと勉強になりました。大昔、傘修繕とか鋳掛屋がナベ修理を子供心に興味を持ってじっと見てたことを思い出しました。

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  3. 応援メッセージありがとうございます。
    鋳掛屋なんて絶滅危惧語になってるかもしれませんね。
    子供の頃、家に竹籠とかザルを作る職人が来て、庭先で手順書もなしに一から作るのを見て、手際が良いのに感心しながら眺めていたものでした。
    あんな光景がYouTubeにあったらいいのになぁと、つくづく思う今日この頃です。

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  4. 器用なENちゃんに感心しきり。
    不器用なおいらには、羨ましく思います。
    こんどは何に挑戦するのかな。
    hiroyoko21

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  5. iwamura2011年7月19日 19:47

    すごい!こんなこともやってしまうんですね!色が付いたらまた是非ブログにアップしてくださいね^^

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