2009/12/20

我が家のクリスマス

クリスマスに相応しいかどうかは別にして、だいぶ前に
松ぼっくりをイメージをして作ったランプと小物類を並べて
雰囲気作りをしてみました。


燭台も信楽の穴窯で焼いたもので、めったに火をつけませんがクリスマスには雰囲気が合いますね。




松ぼっくりは22センチx28センチ(高)
ランプはミニクリプトン40Wです。
次回作るときはもう少し茶色っぽい色で、背丈の長いものを
作ろうと思います。

上の穴を開けている間に、下のほうが乾いて硬くなって
くるので、湿りをくれながら開けないといけないし、
タイミングがなかなか大変な作業です。

2009/12/15

いつも通る道

今日も陶芸の材料を買いに信楽へ行ってきました。
宇治田原の奥山田という地域にこんな案内板がありました。



本能寺の変の際、堺に逗留していた家康が京都へ向かう途中
この報を受け「伊賀越え」と呼ばれる、三河へ逃げ帰ったと
される道です。
数年前までは車がやっと通れるような道でしたが
今は大型車も通れる2車線の道になっています。
この案内板の近くに、休憩した遍照院というところがあります。
四条畷、枚方の尊延寺、興戸、草内渡、宇治田原の山口城
ここ遍照院、多羅尾、伊賀上野から白子浜、常滑、岡崎まで。
どんな思いで通って行ったのか・・・。
歴史に関心のある方は、次のHPをご覧ください。
http://www.m-network.com/sengoku/ieyasu/igagoe00.html

材料購入したマルニ陶料の駐車場のそばに
ハナミズキが赤い実をつけていました。
我が家のものに比べるとかなり背丈が低いのに
沢山の実をつけていました。

2009/12/09

木蓮への弔い

大事なことを言うのを忘れてました。
今の家を建てたときに植えた白木蓮が大きくなって
毎年枝切りをしたり、落ち葉の季節になると
毎日のように落ち葉掃きの掃除をしたり
だんだんとしんどくなってきたので、3本のうち2本を
切ってしまいました。
28年間、毎年きれいな花を咲かせてくれたのに
ゴミとして捨てるのはあまりにも申し訳ないと思い
今回の窯焚きの時に燃やしてやりました。
(28年の感謝の気持ちをこめて)


最初のあぶり焚きの焚き口です。
丸太のものが木蓮の木です。


赤っぽいのが赤松で白いのが木蓮の木です。
赤松に比べると火力は少ないと思いますが
少しは役に立って最後のご奉公ができたのではないかと・・・

2009/12/06

師匠の窯場


久々に師匠の窯場へ行ってきました。


















我々が借りて焚いた窯とは形状が違うが、これが
信楽の穴窯の本来の形状です。
今年の秋の台風で煙突が吹き飛ばされ
上半分が壊れていました。
屋根しかついていないので、冬場の窯焚きは
かなり寒いですが、お手伝いに行った時に
月や星を眺めながらの窯焚きは
なんとも言えない味わいがあります。
(プロではないのでそんな気楽なことが言えますが
仕事となったら大変だと思います)





近くには茶畑が広がっています。
新茶の季節の茶畑は実にきれいです。
今の季節あちこちにお茶の花の蕾が付いていました。




最近は燃料の赤松の入手が困難になってきて
原木を購入して自分で薪を切ったり割ったりして
陶芸家も大変な時代になってきました。





師匠の作品の表面のテクスチャー
粘土を少しずつ貼り付けて凹凸をつけていますが、これがまた
大変な手間のかかる作業で、一度真似してやってみましたが
かなり難しい作業です。
外壁の仕上げにスタッコ柄というのがありますが
あれに似た感じです。
もう一度チャレンジしてみようと思っていますが、はたして
同じような感じになるかどうか・・・・・・・・・・。