2010/04/16

マテーラ 

三日目はマテーラからアマルフィまでの行程です。
アルベロベッロを7時半に出発し、ここも世界遺産のマテーラへ向かいます。
サッシ(岩壁を意味するサッソの複数形)と呼ばれる洞窟住居群があるマテーラに9時半頃到着。
マテーラの現地ガイドがまだ到着していなくてしばらくの間待たされる。








洞窟住居の街というので岩山の街かと思いきや、比較的近代的な街並みもあり洞窟住居はどこかと
思うような街並みを抜けると、あっと気を飲むような展望台に到着。朝日に照らされ、しばし見とれてしまうほどの光景が広がっています。



十字架が立っているところが古い教会です。(サンタ・マリア・デ・イドリス教会)






若い人たちも洞窟住居をリフォームして移り住む人たちも多くなってきているとのことです。


この洞窟住居は今は人が住んでいなくてて展示館になっていました。
一番下の部分はワイン貯蔵庫のような形になっています。



ブルガトリオ教会
正面入口に骸骨がほられています。


アマルフィへ続く

2010/04/14

カゼルタ宮殿、アルベロベッロ



今日はイタリアの地図のブーツのかかとのアルベロベッロまで、約550Kのバスの移動です。
途中カゼルタの宮殿を見学しました。
カゼルタ宮殿イタリア語Reggia di Caserta)は、イタリアカンパニア州カゼルタ県カゼルタにある宮殿。ブルボン家ナポリ王が建てた。18世紀にヨーロッパで建てられた中で最も巨大な宮殿といわれる。1996年、UNESCO世界遺産に登録された。

16MMレンズでも入りきれない巨大な宮殿ですが、前の広場には黒人の物売りがいたり、
工事現場のような鉄柵が倒れていたりして、世界遺産にしては管理が杜撰なところがあってちょっと期待はずれな一面もありました。


前庭は球場が何個か作れそうなほどの広さがありますが、この下が地下駐車場になっています。

大理石の階段を登っていくとライオンにまたがったカルロ7世の像がお出迎え。映画の「アマルフィ女神の報酬」の一シーンに出てきます。


宮殿の中はまさに豪華絢爛、天井画が実に見事で圧倒されます。







     






                                                            


宮殿を出て庭を見ると、3K先の大滝までつながっている大庭園。
集合時間の制限もあり、とても歩いていける距離ではありません。

バスも有りましたが、馬車に乗って庭園の中程まで・・・・。王様の権力を実感しました。


昼食後アルベロベッロへ向かってまたバスで移動です。
日の高いうちに着かないと綺麗な写真が撮れないと、やきもきしながら乗っていましたが
イタリアはすでにサマータイムになっていて、一時間早くなっていました。
それでもアルベロベッロのホテルについたのは4時頃で、歩いて10分ぐらいのトゥルッリある地区まで
大急ぎで出かけました。
                 アルベロベッロの泊まったホテル

トンガリ屋根のまるでお伽の国のような街並みです。



   
            おみやげ屋さんは日本語ででの案内板もあって、少しは日本語も通じます。
           店内は土産物がぎっしり。ここで唐辛子ジャムという珍しいものを試食しました。

            店内に入って屋根の上にも上がって見せてもらいました。
一軒の家で何個かのトンガリ屋根をつなぎあわせて、ひとつの家になってるんですね。
増築も簡単ではないような気がします。世界遺産の中ですから規制が厳しいと思います。
白川郷と姉妹都市になっているそうです。

             翌朝早起きをして人気のない町並みを散歩。


         



 帰り道、こんな三輪車がけたたましいエンジン音を響かせて追い抜いて行きました。
これから朝の畑仕事にでも行くのでしょうか。お爺さんがこっちを向いて、どっからきた?てな顔をしてました。

マテーラ、アマルフィへ続く。

2010/04/13

南イタリア アマルフィ紀行

3/31から8日間、ローマから南の世界遺産巡りの旅に行ってきました。あこがれであったアルベロベッロ、マテーラ、アマルフィ、ナポリなどを見て周り、幸い好天に恵まれカプリ島の青の洞窟にも入ることができホントにラッキーでした。
まず一日目は移動だけの長い長い一日です。

11時発のフィンランド航空でヘルシンキへ。乗り換えでも北欧に降りたのは初めてですが、どんな景色だろうと期待もあったのですが、厚い雲に覆われて景色は全く見ることができません。

空港はまだ雪が残っていて、流石に北欧という実感です。

ローマレオナルドダ・ヴィンチ空港到着直前、西側をもう一機着陸態勢に入っている飛行機が飛んでました。日本の飛行場では経験のない光景でしたが、空港が広いことがなせる技?でしょうね。

夕日が空を染めて、明日からの天候を期待させる予感。

まずは無事ローマに到着。

2010/04/09

利久梅

桜の時期に梅の花・・・、と言っても普通の梅ではなく利久梅を近所の畑で見つけました。
真っ白な花が咲いているので所有者に聞いてみたら、利久梅というそうで(利休ではない)中国が原産らしい。交野の大門酒造に同じ銘柄の酒があるがこれが結構高い酒です。
今年は桜の花見ができなかったので、桃の花とかその他いろいろ近所の花見を楽しんでいます。





上の1枚は100㎜マクロで
下の2枚は200㎜望遠で撮っています。
4時過ぎの撮影で、本来の色よりやや赤みがかっていますが、日中はほんとに真っ白に見えます。



2010/03/29

猩々袴

変わった名前の花ですが猩々というのは、中国の伝説上の動物で赤い顔をしているそうです。
実際には赤というより薄紫の花が咲きます。葉の重なりが袴に見えるところから猩々袴という名前がついたのだそうです。
筍を採りに行って見つけたものですが、珍しさもあって一株とってきました。日陰に置いても毎年咲いてくれます。


白のいかり草も咲きました。
ピンクのいかり草もあるのですが、今年はちょっと遅くてまだ咲いていません。
これも花の形が船の錨に似ているところからついた名前です。
強壮剤にもなるんだそうですが試しておりません(笑)

2010/03/26

久々に上絵付け

はじめは青呉須で染付のように絵付けをしたのですが、淵の部分に描いた細い線を書くのを忘れた部分があって、それをごまかすために赤絵の線を書き足しました。




その部分だけではおかしなものになるので、椿の絵の部分にも色を入れてみようと全体に上絵付けをしました。信楽の荒土がベースなので、かなり石はぜができています。

2010/03/19

椿と木瓜

奈良の白毫寺で買ってきた五色椿が見頃になりました。


ひとつの花で色が混じっているので五色と思っていたら、今年はじめて?赤だけの花も咲いて、一本の木にいろいろの花が咲くので五色かと納得・・・。





木瓜の人気の種類に東洋錦というのがあります。
千葉県の松戸に住んでいる頃に買ったものなのでもう25年以上経過してますが、地植えにしているのにほとんど大きくなっていません。
これも一本の木に紅白の花が咲き、ひとつの花で紅白の花びらをつけることもあり、ほんとに不思議・・・・・。






小さな庭でもあちこちに花が咲き、カメラで撮りまくり楽しい毎日。
ニコンの16-85MMのレンズはナカナカいいです。

いかり草ももうすぐ咲きそうです。