郷里の仙台育英が二度目の決勝進出。
これは応援に行くしかないと、準決勝終了時点で決心しましたが、前売り券の予定数なくなり
当日10時頃まで甲子園に到着すれば、特別席でも買えるのではなかろうかと思いつつ
甲子園に到着。
内野席の方は長蛇の列
中央特別自由席は、まもなく売り切れますとのアナウンスを耳にしながら
窓口に並び、なんとかチケットを購入出来ました。
10時の開門予定が、9時には開門したらしい。
とにかく席を確保しなければと、スタンドへ入るとバックネット裏はすでにほとんどの席がうまり
すこし一塁寄りの席を何とか確保。
試合開始まで3時間もある。
ラジオを聞きながら、グランド整備の見事さに感心しながら、ひたすら試合開始を待つ。
試合開始までは雨が降ったりやんだり。
シートをめくると、三枚重ねにして、奥のローラーが手前に移動しながら、シートを巻き込んで行くんですね。
このあと、テレビでよく見るグランド整備の車が、マウンドを中心に円を描いて行きます。
手際の良さに拍手を送りたいほど。
シートノックの前にまた水をまいていたのにはビックリ。本当に甲子園は水はけが良いんですね。
12時半、仙台育英のシートノックが始まりました。
選手の流れるような動きに、見惚れてしまします。
13時いよいよ試合開始。外野席もほぼ埋まり43,000人の大観衆。
この場に立てるだけでも、両チームの選手たちは幸せだろうなぁと思いましたが
この時点ではどんな心境だったのかなぁ。
2時間20分の激戦の末、東海大相模の優勝となりました。
仙台育英は26年振りの決勝で、またも無念の準優勝。
選手たちが、泣き崩れています。
深紅の大優勝旗の白河の関超えを、また仙台育英に挑戦して実現してほしい。
6回裏、佐藤翔太君が同点三塁打を打つ前にファウルで粘って、スタンドに入ったボールが跳ね返って、隣の女性の膝の上に落ちてきたボールです。記念にもらえるんだそうです。
バットでこすれてできたのでしょうか、全国高校野球の文字が滲んでいました。
両チームの場内一周、見守る佐々木監督の背中が寂しそうでしたが、
仙台育英には一際大きな拍手。
甲子園は敗者にやさしいところを実感しました。