10日の深夜、寒いのに皆既月食の始まりから終わりまで、カメラを持ちだして観測してました。
月食が始まる頃から幸運にも晴れてきました。
22時50分ごろ、右端にまだ光が残っていますが、だいぶ黒っぽくなってきました。
露出がどれぐらいなら綺麗に写るのか、試行錯誤を繰り返し、ISO1600、1/1.3秒で撮影。
23:36 完全に地球の裏側に月が隠れた状態。ISO1600、4秒で撮影。
明るい星がところどころに写ります。
月はほぼ真上、ファインダばかり覗いていると、首が痛くなります。こんな時はアングルファインターか、液晶表示を回転させて見られるカメラが欲しくなりますね。
300ミリのレンズより双眼鏡で見た方が大きく見えました。
拡大すると、レンズ性能の差でしょうか、かなりボケてしまいます。
11日0時 左下から明るくなり始め、皆既月食は終わりました。ISO800 3秒で撮影。
翌日の新聞で見ると、大きな建物と一緒に写すと、遠近感が伝わってくるので、次回の反省としておきます。
あまり風もなく観測にはいい日でした。